
有喜南部地区×イワテック
令和5年1月28日、
諫早市早見町で有喜南部地区集落と株式会社イワテックが共同作業を行いました。
作業内容は土砂の処理場の草刈り作業と馬鈴薯畑の水路の泥上げ作業を行いました。
有喜南部地区は古くから人参・馬鈴薯・生姜等を栽培してきました。
しかし、近年は後継者不足や高齢化による担い手不足が深刻で、水路の土砂掃除や、刈払い等の農地の保全活動の定期的な実施が課題となっていました。
この日は株式会社イワテックから14名のボランティアが参加しました。
作業は刈払い班と水路の泥上げ班に分かれ集落の方の指導の下、
草刈り作業と水路の泥上げ、土嚢袋に入れたのち、運搬する作業を行いました。
有喜土地改良区の滝理事長は「人手不足で水路の泥上げ等の力仕事が困難になる中、お手伝いしてもらって大変助かる。今後もぜひ協力をお願いしたい。」と語り、株式会社イワテックの岩元社長は「水路の泥上げは初体験の職員が多かったが、綺麗に完了することができて良かった。今後も集落で困ったことがあれば協力したい。」と語りました。

草刈り作業
集落の土砂置き場の草刈りが課題となっていましたので、
ボランティア2名と集落からの参加者2名の計4名で草刈りを
行いました。

草刈り作業後
作業の様子を上空よりドローン撮影しました。
刈ってみると思いのほか広い土地となり、土砂置き場では
もったいないので畑地として活用する方向になりました。

水路の泥上げ作業
幅30cm・距離10mの水路に土が溜まって畑から排水できない状況なので、ボランティア10名と集落からの参加者3名の計13名で泥上げを行い、土砂は土嚢袋に入れて運搬する作業を行いました。

泥上げ後
作業前は全く見えなかったU字溝も見えるようになり、
きちんと水が通れる水路となりました。

昼食・懇親会
作業後はイワテックさんが集落からの参加者分も含めてお弁当を準備いただきましたので、集落の方と談笑しながら昼食を取りました。

記念撮影
集落の方よりニンジンとニンジンジュースのお土産を頂き、
解散となりました。